関西最高峰には登らないとと思い、八経ヶ岳に向かう。
八経ヶ岳は関西最高峰1914m。
吉野(奈良)から熊野(和歌山)を結ぶ修行道である大峯奥馳道にあることでも有名。
夜中の10時頃を出発し、
下道で100キロ、3時間程度の道のりだった。
正直、山に入ってかなり道が狭く正直あっているのかも不安になるし、
片道一車線、というか片側は崖崩れで命の危険も感じる。
落盤注意という標識も多いし、薄暗いトンネルもあったりで一人で車で行くには
少々ドキドキするドライブとなった。
雨が多い地域でもあり、昨年は台風がきて通行止めにもなっていたようだ。
到着するまでに3回鹿たちに出会う。
いつもは動物園などで見ている動物に出会うというのはすごいリアルな感覚を覚える。
とりあえず轢かなくてよかった。
到着したのは、深夜1時。
オリンピックの女子サッカーが始まった頃だった。AMはこんな山奥でも聞ける。
ラジオを聞きながら仮眠をすることにした。
登山口にある駐車場。 |
朝起きると周りに結構車が停まっていた。
人気のある山のようだ。
登山届けを書き、山に入っていく。
天気予報では晴れのはずだったが、
天気は曇り、強風、ポツポツと雨も降り始めていた。
どうやら台風の影響のよう。
この木をなぎ倒す自然の力はすごい |
一面きりの中 |
最初の1時間は一気に登っていく。
雨も降ってきたので足下もゆるく慎重に登る。
奥馳道出合というところまでくると一旦急な登りは終わり。
この後は、尾根のような道を進んでいく。
大峯奥馳道の看板 |
台風の爪痕なのだろうか |
聖宝ノ宿跡 |
整備はされている |
弥山に到着。
本当はこの辺から奈良の山々を見渡せるはずなのだが、
この日はまったくもって何も見えない。
山小屋 |
弥山頂上。この奥には神社も |
雨の日は、風景は見えないが代わりに靄がかった神秘的な風景や
苔達は色がこくなり、カエル達もたくさんでてくる
そういった違う楽しみを与えてくれるので楽しい。
苔たち |
木にも苔 |
立ち枯れした木たち |
山頂 |
写真だとわかりにくいが、非常に横殴りの強風。少々こわいぐらい。
おそらく10m以上の風速があり、あおられるとよろめくほどだった。
山頂に着いたのはちょうど9時頃。
今回は余裕を持って登ったこともあり、往路は4時間程度かかった。
帰りは2時間半ほどで下山。
山としては勾配も適度でちょうどいい登山だった。
また天気がいい時に来たいと思える山だった。
■寄道
洞川温泉
八経ヶ岳から大阪に帰る途中にある温泉地(少し道外れますが)
登山口から約30分強で到着。
日帰り湯の温泉センターに立ち寄る、露天風呂もあった満足。
説明を追加 |
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