2012年9月16日日曜日

20190916 合掌造りを回る一日(岐阜/白川郷・富山/五箇山)


白山から下山し、することもない一日。
せっかく白川あたりにいるので「世界遺産 合掌造り」を巡ることにした。

まず岐阜にある白川郷
ここは完全なる観光地として集客力がすごいようだ。
大型バスが何台も並び、外国人の方々も多く来ていた。
集落自体はそこまで大きくないので、昼頃には相当混んでしまうのかなという印象。

稲穂と合掌造りの街並がとてもすてきだった。


白川郷





屋根
合掌造りの宿
白川郷があまりにも観光地だったので、
五箇山地区の合掌造りを見に行こうと高速を使わず、
下道(156号)を北上していくことに。

この下道を走っていくとちょこちょこ合掌造りが出てくる。
下の写真は、「村上家」。
こういうのがちゃんと残っているのはすばらしいな。


村上家そばの売店で五箇山名物「五箇山豆腐」を食す。
豆腐を凝縮して作ってある感じで、揚げ出し豆腐よりも固め。
くしに刺さって、みそで食べる。
まあまあおいしかった。

五箇山豆腐




その後、五箇山の「相倉合掌造集落」に訪問。
こちらは、規模は小さく駐車場も白川郷のように大きくないので
落ち着いていてのんびりとみて回ることができた。
これだけ自然に囲まれていると田舎に住むのも悪くないかもなと思ってします。


相倉合掌造集落
相倉合掌造集落を一望

納屋(左)も合掌造り
この季節も稲穂が金色に輝くすてきな季節だったが、
やはり今度は冬に来てみたいと思った。


■今回使った日帰り温泉
大白川温泉 しらみずの湯
リンク:http://hidahakusan.jp/spa/index.html 



しらみずの湯

2012年9月15日土曜日

20120915 日本3大霊山「白山」(石川)に登る旅


3連休を利用して日本3大霊山「白山」(2702m)(石川)に登る旅

この3連休、久しぶりに関西滞在で会社の人ら3人で
同僚の故郷「富山」を訪問。
残り2人は、連日ゴルフということで私は単独白山に一泊登山をすることにした。

富山人からすると山と言えば「立山連峰」らしいのだが、
スケジュール的にも厳しいので今回はお隣の県石川県の名山「白山」に向かった。

富山側から登る際は、
岐阜から入って山頂をめざす「平瀬道」が登りやすい。
白川郷ICからおりて山道を車で1時間ほどあがると登山口に到着する。

平瀬道(室堂まで上り4時間半 下り2時間半)


駐車場は広くて停めやすい。
この平瀬道、親切にも「室堂」(山頂付近の山小屋)までの距離が、
ちょいちょい出てくる。
これが私にとってはとても楽しい。
あー結構進んだなということを実感できるし、
地図を見ながらも自分の位置関係を把握しやすい。



登山口

登山口から最初の山「大倉山」までは一気に登っていく形になる。
登山口が1200mで大倉山が2000m程度、
水平距離が短いため勾配は多少きつい久しぶりに登ると少々疲れる。

ブナなどが多いすてきな山道

標識、室堂まで

1、2キロごとにでてくる

見晴らしの良いところも多い

白水湖。だいぶ水不足だ。

大倉山山頂

すてきな木だ

大倉山の避難小屋。ここで寝泊まりする人も多いようだ。

大倉山を過ぎてくると
森林限界に入ってくる木々の高さは2、3m程度になり
山を登ってきたなという感覚を覚える。
久しぶりに2000mを超える山にきたので新鮮だ。



あと、1.9キロ

木々はもう背が低い

雪渓があちこちにある

油断をすれば落ちる

高山松に囲まれた道

白山最高峰「御前峰」が見えてきた


雪がまだ残っている

天気もよくなってきて本当に景色がいい
室堂まであと1キロ程度になると
山の上の平野と行った感じで勾配はほとんどなく水平に移動する形になる。
そして松に囲まれた道を進んでいくと、唐突に「室堂」が見えてくる。
景色もよく室堂が見えた瞬間は本当に感動する。 


室堂


室堂到着。結構な人だ。

さすが霊山


昼飯。健康的な場所で健康的でないものを食べる。
昼食を済ませ今日のうちに「御前峰」を目指す。
明日の朝もご来光を見に登る予定だが、ついたのが12時前なので
山小屋にいるにも早すぎる感じだったからだ。

室堂があるのが2,400mで山頂が2,700mなので、
実はここが一番の急勾配かもしれない。



山頂にある神社

山頂到着
あいにく若干がガスっている

山頂を抜け、「お池めぐり」に行くことにする。
白山山頂には5カ所の池(火口湖)が存在する。
これもこの山の楽しみだ。


遠くに翠ヶ池が見える 

雲が晴れて来た 


ほとんど凍っている。日陰だからか
お池巡りから戻ると3時過ぎだったので、
室堂でチェックインを済ませ今回の寝床にいくことにする。
室堂 1泊 5,100円(夕食1,600円 朝食1,000円)

赤岳以来の山小屋。これも山の楽しみの一つだ。
まぁそれにしても狭い幅60センチといったところか。



今回はとなりに寝るおじいちゃんがとても気さくな方かつ元気な方で
ウィスキーをごちそうになりながらなんでか人生とか政治とかの話を延々としていた。
もとはどこかの社長さんをやっていたようでエネルギーを感じる方だった。
生き方として非常に魅力的な方々に出会えた。
名前も何もしらないがこういう一瞬の出会いは本当にすばらしい。



今晩の夕食。ピンぼけ
夕日。曇ってて太陽自体は見えない。
朝4時半に起き、山頂を目指すことにした。
室堂ではたまに星が見えるような状況、日の出が見えるか不安だが
見えることを信じて登っていく。

最初は曇っていた、徐々に雲が晴れて行き
ちょうどご来光のタイミングには雲も晴れ最高の景色を見ることができた。
疲れも何もかも払拭するような光景、最高の瞬間だった。



曇り気味
少しずつ晴れて来た。
空が青くなってきた
立山連峰、奥穂高岳などを望める

そろそろ出てきそうだ

ついに
ご来光

雲海の上にたつのも久しぶりだ


山頂からおりる際に出会った方々。

朝日をあびる室堂


朝食、ピントがなぜか奥の木に。。。

室堂に戻りおじいちゃん達にお別れを告げ、下山をする。
ご来光を見れたおかげか足取りも早い。
途中朝食(室堂支給)を食べて晴れた山達を見ながらおりていった。


とてもいい山だった。