ならと言えば鹿 |
なんとなく中学修学旅行以来の奈良を旅する。
大阪からは30分なのですぐだ。
まだ寒い冬、小雪がちらつく日でした。
奈良と言えば
東大寺・大仏殿、春日大社と鹿。
のんびり散歩をしていると中学時代の記憶がよみがえってきた。
きっと今の自分の原点かもしれない考え方が修学旅行にある。
リーダーとしてスケジュールを決めていたあの時、
奈良や京都を回った自分はとりあえずより多く寺・神社を巡ることが一番と考えていた。
実際、かなり細かいスケジュールを立ててとても多くの神社を巡った。
時にはみんなは走るようなこともあった。
そのときはそれが普通のような気がしていた。
ただ、最後の最後少し時間がありお土産屋に立ち寄った時思ったことがある。
のんびりお土産などを物色しているメンバーの雰囲気と
慌ただしく神社を回っていた時の雰囲気のギャップだ。
旅は思い出を作るものであって、数とかそういうものじゃない。
いかにその短い期間の中で深い思い出を作れるのか。
そこに本質があるんだということを思い知った。
メンバーが自分と同じことをその時感じたかはわかないけど
自分はとても反省をし少し苦い思い出となった修学旅行だった記憶がある。
まぁそんな記憶のある奈良。
一人でぷらっと旅するとそれそれで気楽なものだ。
それにしても鹿ってこんないたんだな。